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日別アーカイブ: 2026年4月13日

【地元茨城の高校生が取材!】菓匠風月が描く「和菓子の海外進出」とこれからの挑戦

皆様、こんにちは。 茨城県日立市十王の和菓子店「菓匠風月」です。

先日、地元茨城の高校生たちが「和菓子の海外進出」というテーマで、当店へ取材に来てくれました。
今回は、高校生のみなさんが制作してくれた素晴らしい動画の内容とともに、私たちが和菓子に込める想いや、これからの夢についてお話ししたいと思います。

和菓子が海外進出に向いている理由とは?

 


(写真はニューヨーク・ブルックリンの Japan Village にて開催された「日本ふるさと名産食品展 in Brooklyn, NY」の様子です。)


昨今、和菓子離れなどの寂しいニュースも耳にしますが、実は海外では和菓子の美しいデザインや、植物由来でヘルシーな点が非常に注目されています。

動画の中で「なぜ和菓子が海外展開に向いているのか?」というご質問をいただきました。 私は、和菓子の最大の魅力は「四季を織り込んでいること」だと考えています。日本独自の気候や、季節の移ろいを感じる豊かな感性。そうした「文化的背景」ごと海外へ持っていくことこそが、大きなチャンスになると信じています。

昔の日本には一年を72に分ける「七十二候(しちじゅうにこう)」という考え方があり、約5日ごとに季節が変わると捉えられていました。私たちの作る和菓子にも、そんな繊細な季節の移ろいが込められています。

 

茨城の土壌が生み出す「最高のペアリング」

また、和菓子を作る上で大切にしているのが「同じ地域の食材を合わせること」です。

食の世界では「ペアリング」という言葉がありますが、同じ地域・同じ土壌で育った食材同士は、不思議と相性が良くなります。例えば、当店で人気の「万羊羹」に使われている茨城の栗など、地元の恵みを活かすことが、本当に美味しいお菓子作りへと繋がっていくのです。

職人が世界を見て、和菓子が「バージョンアップ」する未来

そして、これからの展望について。
私たちの夢は、「海外にたくさんの拠点を持つこと」です。

小さな拠点でもいい。世界中に繋がりができれば、現地の知識が入り、たくさんの友人ができます。
何より、当店の職人たちが海外の文化に触れることで、新しいインスピレーションを持ち帰ってきてくれます。

「外から見て初めて気づく日本の良さ」を知ることで、菓匠風月の和菓子はさらに一歩進歩し、バージョンアップしていくはずです。
ゆくゆくは大きな地域で5つほどの拠点を持つことを目指しています。

 

高校生たちからの素晴らしい提案

動画の最後に、高校生たちから「茨城の特産物(メロン・いちご・干し芋)を使った和菓子と、茨城三大銘茶(奥久慈茶・古内茶・さしま茶)のペアリング」という、茨城の魅力がたっぷり詰まった海外進出のアイデアを提案してもらいました。

地元を愛し、和菓子の未来を真剣に考えてくれた高校生たちの情熱に、私たちも大変刺激を受けました。
茨城から日本へ、そして世界へ。 菓匠風月はこれからも、大いなる一歩を踏み出し続けていきます。
ぜひ、店頭で茨城の恵みが詰まった和菓子をご賞味ください!